海外就職に対する不安 ④ 生活環境、⑤ 将来のキャリアパス

海外生活

 

 

 

 

 

 

 

本記事では、海外就職に対する不安④生活環境、⑤将来のキャリアパスについて解説します。

 

海外就職に対する不安

④家族帯同で生活できるか?(生活環境)

→ 赴任する国にもよりますが、日本人がある程度在住している国であれば問題なく生活できます。

以下pdfは、外務省調べの在留邦人数トップ50です。

在留邦人数トップ50(外務省調べ)

2022年時点で、在留邦人数は、No.1 米国、No.2 中国、No.3 オーストラリア、No.4 タイ、No.5 カナダ …という順位です。

 

快適な生活環境かどうかは、インフラ、公共交通機関、国民性、治安、食事、文化、宗教、娯楽、アクティビティなども調べる必要があります。

現地に住んでいる日本人に聞くのが参考になります。

現地で働いている日系の海外就職エージェントのスタッフに、そういったことは何でも聞けます。

海外就職エージェントに登録する大きなメリットは、海外求人情報入手以外に、現地の生の情報(生活環境、物価、インフラ、教育、食事、国民性など)をなんでも聞けるということです。

 

海外駐在、海外在住してしばらくの間は、ほとんどの方が、まず単身で現地に赴き一定期間生活に慣れた後、奥様/旦那様/お子様を現地に呼ばれてます。

生活環境で大事な衣食住について、世界でも有数の日本人街もある私が住んでいるタイを例にお話させて頂きます。

 

タイの買い物事情

タイでは、巨大なラグジュアリーホテルのような百貨店から庶民的な百貨店まで(Siam Paragon, M-Quartier/Emporium, Central系/Mall系デパート、IconSiam、Robinson等)、スーパー(BigC、Lotus、日系のMaxvalueなど)も幅広く有り、また、露店、ナイトマーケット等も多くある為、衣について困る事はまず無いかと思います。

むしろデザイン性が高い商品が日本より安く手に入ります。

そして、年から年中気温がほぼ30度以上という気候である為、休日はサンダル、短パンなどのラフな格好で過ごせるため、非常に快適ですし、衣服代は安く済みます。

 

タイの食事情

次に、食ですが、タイ全土で日本人が8万人弱在住している為、日本食は非常に充実しています。

スーパーでも日本食用調味料も販売されていますし、レストラン、デリバリー(Grab, Foodpanda, Lineman, Robinhood)ともに、数えきれない程沢山あり、クオリティも満足できるレベルです。

タイは78都道府県有りますので、地域によっても、物価が異なりますが、首都バンコクでは、例えば、焼きさば定食が150~300バーツくらいです。(日本円換算 約600円~1,200円)

また、日本食以外にも、もちろんタイ飯は激辛・パクチー入りのものもありますが、それがダメな人でも美味しく食べれるものも沢山あり、価格帯も屋台とかであれば1食50バーツ程度で食べれます。

観光客の多いタイですので、タイ食・日本食以外にも、中華、韓国、インド、欧州系料理も十分あります。

 

タイの居住環境

住まいについて、タイの首都バンコクのスクンビット地区と言われるバンコクでも有数の物価が高く日本人居住率が高い地域でも、15,000バーツ(日本円約5万円程度)出せば、立派なプール、ジム付きのコンドミニアム(マンション)で30平米(約18畳)以上のワンルームの部屋を借りれます。

今はコロナ禍である為、家賃がさらに下がっており、スクンビット地区で安いところであれば、10,000バーツ程度で十分借りれます。(現在は12,000バーツ(約50,000円程度))

タイでは、プール、ジム付きは標準仕様となっているコンドは多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

タイのインフラ、教育、コミュニティ

家族帯同での生活を考えると、インフラ、教育、コミュニティなども確認しておく必要があります。

インフラ面では、道路は日本に比べると、デコボコで道が悪いところも多くあります。

高速道路の法定速度は120kmですが、そのスピードでデコボコのところを運転すると、軽く体が浮く事もあります。(+_+)

ただ、バンコクでは、タクシーが安く利用できる為(初乗り35バーツ(約120円))、タクシーを結構よく使います。

電車は、バンコクでは、MRT、BTSという2種類の電車が走っていて現在も各路線を延伸する工事をしており、バンコク郊外まで安く移動できます。

バスは、市内を走るバスはエアコン無しでタイ語onlyとなる為、初めてタイに来られる方にはお勧めはしません。

新幹線は走っていませんが、遠距離列車は走っています。また、電気はまれに停電することもあります。

 

次に、教育。お子様の学校で日本人学校に入れたいという事であれば、タイ国内では日本人学校が2校あります。

バンコクとシラチャ(チョンブリ県)。日本人の先生が日本語で授業を行っているそうです。

家族全員がタイでより充実した生活を送るには、やはり語学、中でもタイ語を勉強することは大事だと思います。

日本人向けタイ語学校も沢山有り、価格帯は、個人レッスンの場合は500バーツ/時間~800バーツ/時間くらいです。

また、少し価格は上がりますが、先生に自宅に来てもらって家庭教師をしてもらうということも可能です。

 

最後に、コミュニティと書きましたが、こちらは、もし旦那様がタイで初めて仕事を始めることになり、奥様も知り合いも全くおらず、会社関係以外にも友人を作りたいという事であれば、日本人向けフリーペーパー(Wise、タイ自由ランド、Ohayoなど)が有り、同じ趣味を持つ人の募集なども有りますし、また、タイはもちろん他の国でも、【日本人会】というものが存在します。

そちらに登録して家族同士で交流を深めていくというのも1つの方法かと思います。

 

⑤帰国後の再就職は?(将来のキャリアパス)

→ 海外就労経験は、帰国後の昇進、転職などに非常に効果的です

ただし、日本も含めどこの国で働いても同じことが言えるのは、海外で自分がどんな事を成し遂げたか?が最重要です。

それは単に仕事面だけの事ではなく、生活面ででも人間関係面ででも。

仕事面では、想像がつきやすいかとは思いますが、仮にあなたがドイツにある日系企業に現地採用で中途入社したとし、いくつものプロジェクトで成果を上げていれば、その間に日本本社の上層部とのコネクションが出来て日本本社採用への切り替えもしくは日本本社で働くことのお誘いも出てくる可能性も十分有ります。

生活面とは、食事・健康・安全などをうまく管理してストレスレスで生活できる事(国によっては耐えれること)、それに加え、現地の言葉を勉強して使いこなせるようになれるかということ、人間関係面とは、考え方・文化・育ってきた背景が異なる中、現地人といかにうまい関係性を保てたかということ、そういったことは帰国後の自分の将来のキャリア形成に大いに役立ちます。

もし、あなたがドイツで5年働いた後に会社を辞めて日本に帰国して新しい会社に就職活動をしたとしても、【仕事面/生活面/人間関係面などで成し遂げた事】によっては、ドイツ語圏の国(ドイツ、オーストリア、ベルギーとか)⇔日本のビジネスをしている会社などは歓迎してくれるでしょう。

大事なことは、現地で自分が成し遂げたこと!です。

もちろん仕事面でそれが出来ればBestですが、仕事面だけではなく、生活面ででも、人間関係面ででも大事な事です。

次の記事では、⑥現地の求人はどうやって探すの?需要はあるの?(現地求人の探し方)にお答えしていきます。

最後に、↑でも触れた通り、海外就職エージェントへの登録は、海外求人情報入手以外にも、現地の生の情報(物価、治安、宗教、買い物、食事、国民性、インフラ、交通など)を現地に在住しているスタッフからなんでも聞けるという大きなメリットがありますので、是非登録しておきましょう。

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