本記事では、海外で働くメリットのうちの1つ、円安による恩恵を解説していきたいと思います。
海外に住んでいると、仕事関係無くても居住国と日本との間の為替レートが常に気になります。日本帰国時に使う円を居住国で貯蓄しておくためでもあります。
私はタイ在住なので、ほぼ毎日タイバーツ⇔日本円の換金レートをチェックしています。
現在、タイバーツ→日本円の換金レートが過去20年間を見ても最高レベルまで来ています。現在、1 bath(バーツ)=JPY 4.14になっています。
1996年以来の1 bath=JPY 4.1を超えです。
上記はタイバーツ⇔日本円ですが、米ドル、欧州ユーロなど他通貨などに対しても円が弱いため、同じ傾向です。
日本から海外旅行、海外出張に行かれる方にとっては、辛い状況だと思います。
逆に、海外就職、海外転職など現地採用で海外で働いて現地通貨で給料をもらう、現地通貨で貯蓄する方にとっては、非常に大きなメリットです。
タイを例にとると、円安バーツ高に振れると、私達のような100%タイバーツで給料をもらう現地採用の場合、給料をもらった後、タイの街中にある換金所に行って、タイバーツを日本円に換金したりして日本円の貯蓄を増やします。
タイ(バンコク)で換金レートが良く店舗が多いのは、ダントツ、【Super Rich(スーパーリッチ)】です。
他にも、Siam Exchange(サイアムエクスチェンジ)、X One Currency Exchange(エックスワンカーランシーエクスチェンジ)等ありますが、店舗数が圧倒的にSuper Richが多く、換金レートも店舗によってわずかなばらつきはあるものの、ほぼ同じで換金レートは総体的に良いです。
実際に私も最近Super Richでバーツから円に換金しておきました。
逆に、数か月、1年後などに、円高バーツ安に振れた場合は、円からバーツに換金する事により、為替差益で毎年10%以上は儲けています。
聞こえは良いですが、換金額が小さい為、為替差益額も小さいのが残念なところではあります。
上記のやり方であれば、タイバーツをよく使われる方(タイに仕事もしくは遊び等でよく来られる方)であれば、常に両方の通貨を所有することにより、必ず為替差益を生むことが可能です。
日本人は世界的に見てもまだまだ投資に対し消極的であり、銀行預金等が多い国民であることは知られていますが、海外に在住している日本人はやはり周りの影響を受けている事もあり、全体的に投資(株、投資信託、外貨預金、仮想通貨など)をしている人の割合が高いです。
余談ですが、タイの場合は、若くしてマイホーム(一軒家、マンション、アパートなど)を購入する人が多いのは自分の資産への投資という考え方からのようです。
日本在住の場合は、外国為替投資などの資産運用をしない限り、日本円しか所有していないと思います。
1つの通貨でしか資産運用していないこと自体が、リスクでもあります。
しかし、海外在住で資産運用する場合は、日常的に、換金所で換金することで、為替リスクを回避することが可能になり、リスクヘッジできる資産形成がしやすくなります。
そういった意味でも、100%現地通貨で給料を受け取る現地採用の人にとっては、現在の円安は非常に大きなメリットです。
超円安、日本の約30年間ほぼ変わらない平均賃金、ぎすぎすした日本の労働社会を抜け出し、海外就職、海外転職にチャレンジするのに、今は非常に良いタイミングです。
現に今は日本人が海外に出稼ぎに行く時代になってきています。
タイには、英語が話せなくても、スキル・経験・実績等あれば、大手日系企業で働ける仕事もありますので、興味があれば、チェックしてみてください。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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