40代から未経験の海外就職成功体験談

海外就職方法

本記事をご覧になられている方は、海外就職、海外転職、海外駐在、海外在住、ワーキングホリデーなど海外で働く、海外で生活するなどに興味をお持ちの方が多いのではないでしょうか。

本日は40歳という年で初めて海外就職、海外在住を経験、既にタイ在住6年以上の私の初めての海外就職に関する体験談をシェアさせて頂きたいと思います。

 

<40代から未経験の海外就職成功体験談>

まずは私の簡単な職歴ですが、これまで日本国内で7社、タイ国内で3社の合計10社転職を経験しています。

全てメーカーで主に海外営業という職種のみです。

日本国内で1社外資系、タイ国内でも1社外資系、それ以外は全て日系企業です。

20代は転職を繰り返し、30代は唯一1社のみ勤務していましたが、その会社では東南アジアでもベトナム、タイという私の希望国への駐在希望を退職する5年程前から出していました。

しかし、私が希望していたベトナム、タイという国では当時駐在員を増やすもしくは入れ替えするどころか減らし、現地採用も減らすという現地会社方針でしたので、最終的に内示で駐在を命じられた国がドイツもしくは中国でした。

理由は、私が欧州担当の海外営業としてキャリアが長かったということもあります。

海外駐在の場合、海外駐在を希望していないのに海外駐在を命じられる、もしくは、希望国とは異なる国への駐在を命じられるケースも少なくありません。

私は海外営業で欧州担当をしている時は、ドイツ出張が多くありました。

一般的に、ドイツと聞くと良いイメージも多いかとは思いますが、私個人としては、ドイツは食事が高くて美味しいと思えず、有名なビールも下戸の私には全く魅力的に感じず、気候的にも寒い国より暖かい国が良いと思っていたため、生活環境・食事・趣味などの面で魅力が少なかったことが内示を断った理由です。

中国は元から国として魅力を感じていなかったため、即座に断りました。

上記内示を断ってそのまま同じ会社にとどまることは出来ましたが、その当時私は既に39歳になっており、海外関連の仕事をする上で、在住ベースでの海外就労経験が無いことは自分のキャリアに説得力がないと考えたため、日本国内で海外駐在前提での転職に踏み切ろうと思い、実際にベトナム駐在前提で全く経験の無い業界での営業職に転職しました。

しかし、当時海外駐在を早くしたいと焦っていたため、その転職は私の判断ミスにより、初めて転職で失敗しました。

その判断ミスとは、会社の社風、商材、業界、仕事の仕方などがそれまで働いていた業界とは完全に異なっていたため、事前のリサーチ不足でした。

その会社は入社して半年も待たずに退職しました。

その時は既に40歳を目前に迫っており、これからまた日本国内で転職活動をして別の会社に入社して駐在チャンスを狙うとなるといつになるか分からないと考え、現地採用前提での転職活動に切り替えました。

現地採用であれば、自分の希望の国に好きなだけ滞在することが可能になるからです。

駐在員の場合は基本駐在任期が3-5年程になり、それが終わると一般的には日本に帰任することになります。

結果、希望のベトナム、タイで各1社ずつ内定を頂き、当時はまだベトナムよりはるかにタイの方が日系企業でも待遇面が良く、現地採用にも関わらず、当時の為替レートでも日本で働いていた時の年収より20%程アップしたため、タイの日系企業の現地採用でタイを拠点に国内外営業職として働くことにしました。

それがまさに40歳の時です。

40歳まで海外在住、語学留学等の経験は無かったですが、その時に海外就職に挑戦して本当に良かったと今でも思っています。

現在20代、30代の方はもちろん、40代でも海外就職、海外就労に興味がある方であれば、もちろん全て無料ですので転職エージェントを活用し、どんな海外求人があるのか、仕事内容・待遇・求められるスキル・経験等などのリサーチから始めて行ってみては如何でしょうか。

海外就職、海外転職に強い転職エージェント厳選6社
本記事では、私が実際に海外就職、海外転職で利用させて頂いた転職エージェントの中で、求人数・対応・コンサルタントのクオリティなどから厳選した6社を紹介しています。各社ごとの特徴、私自身利用させて頂いた際の先方対応、どんな人に合っているかなどの特徴をまとめています。

現在50代~60代で海外就職に興味がある方には以下記事をご参考にして頂ければと思います。

【海外就職したい50代、60代の人】諦めるのはまだ早い!
本記事では、海外就職に興味があるシニア世代(50代、60代)の人向けにオススメの国及びその理由を紹介しています。シニア世代向けの海外就職エージェントもその特徴とともに紹介しています。

最後に、日本でも海外営業職経験が長かった為、色々な国に月1度以上約1~2週間程の滞在で出張に行っていましたので、その経験とタイでの就労環境などについて、国別で少しだけ例を挙げたいと思います。

<米国・カナダ>
・就労環境は極めて自由、オフィス出社も自由な会社も多い。
・多民族国家である為国籍関係なく人がフレンドリー。
・実力主義が徹底されている為、全て数字で示す必要がある。
・人前で堂々と自信を持ってプレゼンする事が必要となる。
・当然求められる英語力は高く、英語を話せるのが当たり前。
・本格的なコーヒーサーバーなどがどこでもある。
・残業は無しが基本。
・就労ビザ取得は他国と比べて難易度高め。

<ドイツ>
・就労環境は比較的自由、オフィス出社も同じく自由な会社も多い。
・欧州の他国と比べるとフレンドリーさは落ちるが、真面目な人は多い。
・仕事は効率、費用対効果を見る為、少ない時間で多くの成果を出した人が有利。
・ドイツ人に仕事をお願いする場合はその仕事の必要性を理路整然と説明し納得してもらう必要がある。納得しない場合は仕事を引き受けてくれない。
・北米程ではないが、実力主義が浸透している為、数字で示す必要がある。
・英語力は非英語圏の国の中では非常に高くほぼ全員が流暢に話すと考えて良い。
・労働時間に関する制約がある為、金曜日は休んでいる人も多い。
・北米同様、本格的なコーヒーサーバーなどがどこにでもある。
・残業は無しが基本。
・難民も受け入れている為、就労ビザは比較的取りやすい。

<タイ>
・日本同様にきちんと出社する人は多いが、時間に対してルーズな人も多い。
・営業・購買などは英語を話すが、生産部門などは英語を話せないタイ人も多くいる為、社内に通訳がいない場合は一定のタイ語力スキルが必要になるケースがある。
・実力主義はまだまだ浸透していない為、固定給が基本。
・仕事に対して真面目な人と真面目でない人の差がかなりある。
・能動的に仕事をこなす人は少なく、まだホウレンソウが徹底されていない会社も多くある。
・家族等を大事にする国民性である為、就業中でも平気でプライベート電話する人もいる。
・残業は無しが基本。
・日本人は就労ビザ取得は非常に容易。

 

海外では日本以上にポジティブ思考・アクションを求められる為、海外就職をこれから目指す方は、少しずつでも積極的に前向きに行動していって頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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