日本の円安、物価上昇、長年賃金が上がらないなどここ最近日本の将来が心配になるニュースが多く、日本人が海外に出稼ぎに行くといったケースも増えてきています。
海外就職は、新しい文化や環境で働き、これからさらに加速するボーダレス社会の中、国際的な視野を広げる絶好の機会です。
同時に、海外就職にはリスクもあるため、事前の十分な準備が必要です。
本記事を読む事により、以下のポイントが分かるようになります。
では、早速解説していきます。
海外就職のメリット、デメリット
海外就職のメリットとしては、英語力や異文化理解力の向上、グローバルな視野の獲得、高い給与や待遇、海外の企業でのキャリアアップの可能性などがあります。
一方、海外就職のデメリットとしては、言葉や文化の壁、人脈や家族との離れ難さ、ビザの問題、治安の悪さなどがあります。
以下記事では、非常に詳しく私の海外就職体験談も交えてリアルに解説していますので、ご参考にして頂ければと思います。

海外就職に必要なスキルやポイント
海外就職に必要なスキルやポイントには、語学力(英語力+現地語能力)、異文化理解力、グローバルマインドセット、コミュニケーション能力、リーダーシップ力などがあります。また、現地での就労ビザや労働法の知識、現地の文化や社会情勢の理解も必要です。
どの国においても、ポジティブ思考(過信ではありません)、つまり常に前向きな積極的な姿勢・行動・発言をする人は好かれます。それがグローバルマインドセットの1つとも言えます。
例えば、朝一出社前に嫌な出来事があり、あまり気分が乗らない状態で出社したとしましょう。その時に、会社の同僚と会い「What’s up?」と聞かれた場合、「Bad/Not good this morning」などのネガティブな受け答えを頻繁にしてしまう人は気を付けた方が良いでしょう。
現地での就労ビザは、国によって取得の難易度も全く異なりますが、事前に各国大使館・領事館のホームページで調べられますし、転職エージェントに相談する事でもクリアになります。
海外求人情報の探し方
海外求人情報を一番効率良く探す方法は、やはり転職エージェントへの登録です。
転職エージェントへの登録により、ネット上で国・地域別、職種別、業種別に求人を検索、応募が可能となります。もちろん全て無料です。
ただし、仮に応募したとしても、転職エージェントがあなたをその企業に推薦すべき人材ではないと判断した場合は、転職エージェントから応募を却下される可能性もあります。
逆に、あなたが検索しきれていなかった求人(例えば、企業から転職エージェントに入ってきたばかりでネット上にアップロード出来ていない求人など)で転職エージェントからあなたを企業に推薦したいと言われるケースもあります。
海外就職は、当然日本国内と比べると求人数が減ります。
海外求人情報は、一般的にネット上で検索して見つけることは可能ですが、海外就職エージェントに登録した場合、ネット上で検索して見つけることができないような非公開求人も見れるため、海外就職をお考えの方は必ず登録しておくべきです。
いかに自分の希望国・地域・業種・職種・仕事内容・待遇で自分に合った求人を多く見つけ応募していくかが大事になります。
その為、海外就職に強い転職エージェントに出来るだけ多く登録し、自分に合ったコンサルタントを見つけること、自分の希望の求人を見つけることが大事です。
以下ご参考にして頂ければと思います。


海外就職の面接対策
海外就職の面接対策には、自己PR、海外での働き方やビジネスマナー、現地の文化や社会情勢に関する知識などが必要です。基本的に、海外就職の面接対策は全て転職エージェントが対応してくれます。
自分で最初に考えておく事は、一般的な日本での就職・転職活動同様、自分自身の過去の仕事内容の説明、転職経験がある人はその退職理由の説明、応募企業に対する志望動機、あなたがその企業に入ってどういった事が出来るのかなどは基本になります。
海外就職ならではの質問は、「なぜこの国で働こうと思ったのか?」、「この国の人をどのようにマネジメントしたら良いと思うか?」、「英語はどの程度話せるか?」、「現地語はどの程度話せるか?」などがあります。
そういった質問に対し回答できるように事前に準備しておいた方が良いでしょう。
また、英語面接を受ける場合には、英語のリスニングやスピーキング力を鍛え、模擬面接を行うことをおすすめします。英語面接は転職エージェントでも一般的に行われます。
海外就職の成功事例
海外就職に成功するためには、自己分析や企業研究、語学力の向上、留学やインターンシップ、海外でのボランティア活動など、様々な経験が必要です。
しかし、一番大事な事は、あなたがそれまでに培ってきたスキル・実績・経験・ノウハウ・です。それが一番の海外就職成功のポイントです。
英語圏の国もしくは英語力が高い国(例えばオランダ、ドイツなど)で現地採用で働くには、やはりある一定レベルの英語力が無いと最初かなり苦労しますし採用される可能性が低くなりますが、それ以外の国の場合は、英語力が無くても上記のようなスキルなどを高く評価してくれる会社はあります。
私は40歳という年齢から、初めての海外就職で初めての会社で希望国の1つであるタイで働き始めました。転職経験が多い人には特に私の体験談は参考になるかと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。
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