海外就職は本当に難しい?海外就職経験者がその理由を解説

海外就職方法


近年、約30年間賃金が上がらず物価が上昇していることに加え、超円安から、海外に働きに行く日本人が増えています。

一昔前までは、日本から海外に働きに行くのは一般的ではありませんでした。

というのも、給料は基本的にはその国の物価・所得水準をベースに決まるため、物価の高い日本で給料を得る方が良かったのです。

もちろん語学の問題があることもあります。

しかし、今は状況が大きく変わっています。

円安、賃金が上がらない一方、物価は上がっているため、可処分所得が減ったことなどから、もはや海外の先進国だけでなく、海外の発展途上国で働いた方が給料、可処分所得が高くなるケースもよくあります。

とは言え、海外就職と聞くと、難しいのでは?というイメージを持たれている方もいるかと思います。

その質問に対する答えは、海外就職する国を選べば、No です。

では、海外就職は難しいと言われる大きな3つの理由、その対策を1つずつ解説していきます。

 

海外就職が難しいと言われる理由

理由① 語学力の問題

これは皆さんが一番最初に考える理由かと思います。

英語圏の国に海外就職したいと思っている人は、最低限日常会話レベルの英語力が必要です。

英語力が無くても、生活している人もいますが、ほとんどの人が日本人コミュニティでの生活、もしくは、行動範囲が制限されています。

では、英語力が無い人は海外就職は難しいのでは?と思われるかもしれませんが、そうではありません。

非英語圏で、日本同様英語力が高く無い国であれば、語学力の問題で海外就職が難しいということはありません。

筆者は実際にタイで6年以上住んで働いており、アセアン全域にも出張に行くため、さまざまな現地在住の日本人に会いますが、4~5年住んでても英語もほぼ話せない、現地語もほぼ話せない日本人もいます。

しかし、現地での仕事、生活自体はそれなりに気に入っている人が多いです。

英語力が高くなくて日本語話者も多い国であれば、英語、現地語、日本語混じりで会話ができるため、高度な英語力を必要とされないのです。

英語は大事なコミュニケーションツールであるため、もちろん話せるに越したことはありません。

しかし、英語が苦手な人であれば、英語を勉強する、もしくは、現地語を勉強する、もしくは、精度の高い翻訳アプリを使いこなせるようにする、もしくは、現地人の日本語話者と仲良くなる、もしくは、身振り手振りで自分の言いたいことを相手に伝えるパッションを持つなど、英語に代わるコミュニケーションツールを自分のモノにすることが大事です。

筆者の20年以上に渡る海外出張経験、海外就労、海外在住経験から、海外就職にオススメの国を紹介していますので、ご参考まで。

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理由② 実力主義

海外就職が難しいと言われる理由の1つに、海外は日本以上に実力主義ということはあります。

特に欧米はそうですが、アジアでも外資系(欧米系・中国・韓国系など)は、実績を残せなければ、即座にクビになる場合もありますし、退職勧告をされてからクビになる場合もあります。

筆者は現在はタイ在住で、日本・タイ両方の外資系企業で働いた経験がありますが、これまで何人も首切りされた人を見てきました。

ただし、厳しい言い方になるかもしれませんが、世界から見たら日本の終身雇用制度が異常だったのは事実です。

今でこそ、日本も終身雇用制度も崩壊しつつあり、だいぶ変わろうとしてきています。

このような話をすると、実力主義の海外で本当にやっているのだろうか?という不安をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

心配しなくて大丈夫です。

確かに、実力主義は日本よりは海外の方が浸透していますが、海外でも先ほどの語学力同様、国によってもその実力主義の徹底度が異なります。

米国を中心とした欧米の方がアジアよりその傾向は強いのは間違いありません。

アジアでも、中国・韓国系企業はその傾向が強く、全体的に、インド、台湾、東南アジア全域はその傾向が弱くなるようです。

実力主義が気になる人には、そういった国での海外就職を検討することをお勧めします。

もちろん、企業風土によっても大きく異なるため、その辺りは面接を重ねながら確認していくことが大切でしょう。

 

理由③ 海外での日本人需要

今は海外ではそれほど日本人需要がないため、海外就職が狭き門となり難しいと考える人がいるようです。

スキルが高い人しか海外就職はできないのではないか?

そう思われている人もいるかもしれません。

しかし、実際はそうではありません。

世界中にある日系企業、日系レストラン、日系ホテル、日系デパート、日系不動産屋、日系旅行代理店など日系の場所には、必ず日本人の社員がいます。

駐在員だけの場合もあれば、現地採用の日本人もいる場合もあります。どちらか一方だけの場合もあります。

駐在員のコストは日系企業本社からすると高いため、コスト削減目的で現地採用の日本人に切り替えていく動きもあります。

一方、円安の影響もありますが、来日観光客数が過去最大となっている要因の1つは、日本の文化、食、建物、文化など日本人が生み出したものです。

それだけ日本が世界から注目されてきているのです。

そういった意味からも、日本人需要が海外で減っていることはなく、むしろ増えてきています。

「すし職人」などは世界中で必要とされていますし、近年日本でも大きくニュースになった通り、日本のすし職人の平均年収は約450万円、米国は約800万円、さらに、日本では年収約300万円→海外年収8,000万円というケースが出ています。

すし職人は、手に職と言えるかもしれません。

手に職を持ってない人にとっては、海外就職は難しいのでは?と思われるかもしれません。

それも違います。

まず手に職を持っていない人というのは、日本で仕事してきた人の中にはほぼいません。

日本で仕事をしてきたという経験、その経験で培った自分でも気付いていないスキルがあるのです。

それを海外でうまく活かすことが大切なのです。

特に東南アジアでは、日本では当たり前と思って仕事してきたことが全くできないことも多くあります。

具体的に言うと、製造業では当たり前の5S、つまり、整理、整頓、清掃、清潔、しつけです。

日本で働いていた時に自分がしてきたことをそれをやる意味と一緒に現地人に教えるのです。

ましてや、日本で長年働いてきたシニア世代(40代、50代、60代)の方であれば、尚更、その経験を活かせます。

30代は、色々な面で海外就職に一番適している世代でもあります。

20代は、後半であれば、若さとやる気で海外にある日系企業であれば、働き口は沢山あります。

20代前半の新卒・第二新卒で仕事経験がほぼ無い人には、やはり海外就職は難しいのでは?と思われる人もいるかもしれません。

そういう人には以下記事をご参考にして頂ければと思います。

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最後に

本記事では、海外就職は本当に難しい?という一般的な質問に、大きく3つの理由があるため、難しいと考えられていることを解説してきました。

本記事をお読み頂くことで、海外就職は、自分のスキル・適性に合った国を選べば、難しくはないことがイメージできたのではないかと思います。

もちろん現地に住んで最初は、カルチャーショック、考え方・仕事の仕方の違い、生活面での違いなど様々な面で戸惑うこともあるでしょう。

しかし、そういった経験が自分の財産になります。

 

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